
どうも、ポケポッポ(@hinasawadayo)です。本記事は蟹沢はさみ氏によって、2020年11月28日に限定公開されたRPGツクールMV製リレーノベルRPG『Rain’s note ~レインズノート~』についての感想を記載しています。
本編終了までのネタバレや身内ネタを含むため、ご自身でプレイしてみたいという方や、現在プレイ中の方はお覚悟を。
目次
サービス終了したメタバース『meet-me』の世界へようこそ
暇なのでRPGリレー第2弾やるっつったらやる人いる?
— 蟹沢はさみ (@kanisawadayo) April 17, 2020
2020年4月17日、『あんずちゃんを探せ!』『アノマロメモリー』『ルッキークリッカー』『ミトモンダンジョン』といった数々の名作を手掛けた敏腕ゲームプロデューサー蟹沢はさみ氏。
彼女が暇を持て余すあまり、twitter上で身内向けのリレーRPG制作第2弾の参加者を公募するツイートをしていたのを見た時、私の中で2つの考えが浮かび上がりました。

お~かにちゃんの新作かぁ!丁度募集始めたばっかみたいだし、制作のお手伝いするのも楽しそうやね~

いやいや、やっぱなんも知らん状態でゲームを新鮮な気持ちで遊んでこそクリア時の感動も大きくなると思うんよ
こころがふたつある状態に陥っていましたが、最終的には今回も1プレイヤーとして作品を楽しませてもらおうと作品のリリースを待つことに。
待ち望んだ甲斐あって、涙あり笑いあり原作リスペクト要素ありな過去一の完成度を誇ると言っても過言ではないほど作りこまれた作品を新鮮な気持ちで楽しませて頂きました。
本作は前々回の記事でも少しだけ言及したメタバース『meet-me』のサービス終了後の世界を奔走するNPCの少女『レインちゃん』の冒険を描いた物語ということで、記憶の残滓からサルベージされたキャラクター達が、懐かしのエリアや施設、そしてオリジナルの世界を上下左右に歩き回ります。



原作では元々雨の日にだけ出現して、プレイヤーに幸運を与える飴(体感できない程度のレアアイテム出現率アップ)を配ってくれるNPCだったレインちゃん。たったこれだけの設定に蟹沢はさみ氏を始め、制作に協力した10人(+100日間風呂に入らないやべー奴)が命を吹き込み、終章を含めた全11章の物語が展開します。1人が1章分のシナリオを担当しているため、リレーノベルRPGという名称が付けられているんですね。
前作のリレーRPGであるアノマロメモリーでは、各々が好きな内容で独立したストーリーを展開していましたが、なんと本作は各章の伏線が全て繋がって1つの物語を形作っています。
騒動の発端である次元転移装置『ミートマシン』を作ったラーム博士というキャラクターが2章に出てくるんですが、3章終わりから終章辺りまでずっと家出してたし、シナリオのすり合わせが大変だった様子が伺えます。

一緒に遊ぶ機会がなにかと多い、ゲームうま男ことChemicalOscar氏も制作に協力していたこともあって、ゲーム制作の進行度やストーリーのネタバレを聞くのをめがっさ我慢しました。聞くのを我慢した分この記事で完走した感想をぶちまけさせて頂きたく存じます。
丁度レインズノートがリリースされた時期はダイの大冒険がアニメ化し、各方面でのコラボが決定していたこともあり『レインちゃん傘持ってるし絶対イベントでアバンストラッシュとか使えるようになるでしょ』と淡い期待を抱いていましたが、流石に版権技を覚えることは出来なかったよ・・・。
ただ、ツクールゲーの良い所というかグレーな部分というか、出そうと思えば出せちゃうんですね。ブルーアイズホワイトドラゴンとかジョニーブラボーとか。何でそんなよく分からないキャラのチョイスかって?
出てきちゃうんですね、このゲームに。
仮想世界で繰り広げられる物語について(重大なネタバレあり)
『・・・・・・あめ、ふってるねぇ。』

マップチップによって精巧に再現された『市場前』から物語がスタート。原作であるmeet-meをプレイしたことのある人はこの時点でアンテナが地面に落ちてる点に疑問を抱くかも。
動けるようになって所持品やステータスを確認しようとメニューを開いたんですが、この自作メニュー画面、気合の入りっぷりが凄い。

前作の素材を使い回さずに新規イラストでゲームを作っているそう。スライムとスライムベス的なRGBを変更することで差別化されたモンスターも居ないのでほんとに手間をかけて丁寧に作られてるなぁと驚くばかり。
前述のラーム博士が作ったマシンの暴走で時空に亀裂が入り、異世界に飛ばされてしまったため、一緒に転移してしまったカフェのメイド達を救出し元の世界へ帰ろう、というのが1章のストーリー。
異世界に飛ばされて右も左も分からないまま最初の戦闘が始まる流れは、ドラクエ7のスライムとの初戦闘を彷彿させられてワクワクしました。
レインちゃんのスキル発動に専用アイテムである飴を使う必要があるので、この飴が無くなるまでにチェックポイントへ辿り着けるのだろうか、という一抹の不安も良い冒険のスパイスとして機能しています。
あとボスの名前がすき。しめじの魔法使いだからシメイジてwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwウケピw
無事亀裂を抜けて戻ってきたmeet-meの世界。しかしながら別の場所に次元の裂け目が出来ていたので次の冒険へ向かうレインちゃん。



トイレには良いものが落ちてるという認識を刷り込まれてしまう章。ゾンビゲームは自分ではプレイしたことないんだけど、この手のゲームのお約束なのでしょうか。
日記を几帳面に付けてて最終的に死んじゃう人の手記がどっかにあるだろうと期待していましたが、やっぱり用意してくれてたのでご満悦ポケポッポでした。

換金アイテムを販売してくれるカブトムシくんもこの章で初めて見つけたんですが、どの章で出くわした時も全く手持ちのお金が無くて樹液を一滴も買えずに受益出来なかったのが心残りだったかな。
この章のボスを倒した時に落ちたアンテナについて博士が一種の洗脳装置だと言及した時、まさかこれが本作におけるレインちゃんのルーツに迫るブツであるとは全く予想出来ませんでした。伏線回収すごい!
くっ・・!ここで次の異世界へ向かう際に博士を置き去りにしなければ・・・!
ここのボスがトップクラスに強かったので通常プレイではかに将軍から強力なアクセサリを購入しておくと少し楽にはなるかも。


誰も居なくなった市場前を歩き、暗い森を抜け、おぞましい実験動物を蹴散らす中で感じていた緊張感をほぐしてくれる番外編的なストーリーが展開されるのがこの三章。

基本的に明るい雰囲気で進行していく中でも、憲法の改正によって変わってしまったゆるきゃらグランプリをもう一度かつてのキラキラした時代に戻したい山岸さんの思いと、次元の穴を塞ぐために必要なミートマテリアルを手に入れたい主人公組の目的が一致する場面は少年漫画的な熱さを感じました。
ガチャから排出される敵といったオマケ要素、サンリオ人気投票1位とのゲーム内コラボ、種類豊富な顔グラフィック、安定の爆発オチと、非常に綺麗に纏まった個人的にお気に入りの章ですね。
河童が仲間になる章。強いから臭いのか。それとも臭いから強いのか。

主人公のレインちゃんも原作では一言くらいしかセリフがないけど、それ以上に影の薄い船頭が濃いキャラになっててやっぱ創作出来る人すげぇや!ってなるよね。




2章で言及された『アンテナ』が船頭にも刺さっていたり、某有名youtuberが錬成した画鋲スライムが登場するなど、幾つかの伏線も用意されているので今後の展開に目が離せませんわね!

サブタイトルの元ネタは恐らくジュラシックパークと原作のアトラクションとして存在していた恐竜パーク。爆弾を蹴り飛ばして恐竜を爆殺するトンデモミニゲームがかつてそこにあったんですね。

この章を語る上で欠かせない要素が卵集めと恐竜ボンバーの2つ。ボス戦・雑魚戦もRPGではなく、アクションゲームにジャンルが変更されちゃうんです。
卵集めについて。原住民のズーガ族であるズガお、彼の成人の儀を手伝うという名目でラプトルの卵を集めるイベントがあるんですね。画面上から猛ダッシュしてくるラプトルを躱しながら、時たま降ってくる卵をキャッチするという単純なルールですが、これの難易度が非常に高い。



こちらは恐竜ボンバーの画像。文字通り爆弾を蹴り飛ばして恐竜に爆風を当てるアクションゲームだね。すごいシュールな絵面なんだけど原作の再現度がむっちゃ高いんだよね。


次元の狭間を通って『元の世界』に戻り、カフェでブロックチェーンおじさんに会うと5章は終了。狭間の数を増やしたり、不穏なBGMやバグで狂いつつあるNPCを配置することで世界の崩壊が近づいていること表現しています。
あんずちゃんを探せ!でもはさみ氏がこういった狂った世界をツクールで上手く表現していました。かにがホラーゲームとか作ったら凄い怖い作品が出来上がりそう。HEIKINさんも『かにゲー新作を遊んでみたらヤバすぎた。。。』ってタイトルで壁画投稿してくれそうね。

カレーとカカポ(緑色の変な鳥)をデリバリーする章。
どちらもそれぞれ違うmeet-meプレイヤーの好物ということで、その人物を知ってる人なら配達先に予想がつくようになっています。知らなくても総当たりでなんとかなるかな?
今回の章では初めてmeet-meプレイヤーがプレイアブルキャラクターとして登場します。回復技を覚えるので、これまでレインちゃん一人が担当していた味方の回復を分担できるようになるのが大きいですね。
ゲーム内で初めてここがサービス終了後のmeet-meの世界であることが明かされますが、まだまだ謎が深まります。カフェのマスターである管理姉貴の頼みごとを聞いた後は、運営スタッフ91の『消えた神輿を取り返してほしい』という願いを聞き入れ新宿都庁マップへ。




ゲームうま男さんの配信で、道に迷ってか暫くシナリオを進めてから都庁に戻る場面があるんですが、ブサイクなマンチカンが出現する隠しイベントが存在するようです。本編や章クリア後に見れなくなる要素も割と多そう。
章の終わりに管理姉貴がレインちゃんに対して、『本当にレインちゃんか?』と声をかける事案が発生しましたが、彼女がレインちゃんの秘密について勘付いた理由はプレイ中に特に言及が無かったかな?
元meet-meプレイヤーということで単純に僅かな違和感を感じただけかも。

RPGで雪山マップが出てくると、いよいよ物語も終盤に差し掛かってきたなぁと思っちゃいます。この章はサブイベントやオマケ要素も他の章と比べて多く、レインちゃんと妹のスノーちゃんが元々は別世界で暮らしていた人間の姉妹だったという事実が示唆される点を見ても、シナリオのターニングポイントと言って差し支えないでしょう。







7~8章ではメインクエストとして村人のばーなぱすちゃんから、待ちの周辺にモンスターが現れてまともに生活出来なくなったので、出現を止めるために協力してくれるよう依頼を受けます。
町の北に位置する研究所内にあるモンスターが沸くのを止めるレバーを引いて7章クリア。どうやらもう一つレバーを引かないとだめなようです。
疲れで倒れてしまったレインちゃんが、双子の妹であるスノーちゃんと暮らしていた時の夢を見たことで、彼女の記憶にかかっていた霧が晴れ、シナリオは伏線回収に向けて加速していきます。

名作フリーゲーム『魔王物語物語』についての軽いネタバレがあります!注意!
前章に引き続き、モンスターの出現を止めるためには2つのレバーを引かなければなりません。
もう一つのスイッチは恐らく凶暴な白竜が現れたとんがり山の頂上にあり、山の方へ向かうスノーちゃんを見たという情報を得た一行は後を追う形で山へ向かうことに。


『雪山の山頂に巣くう白竜を討伐するフリーゲーム』を語る上で、やはり魔王物語物語は外せないでしょう。7~8章の村のBGMとして使用されている音源と似たものが魔王物語物語の拠点でも使用されていることもあり、そこはかとない作品へのリスペクトを感じます。(多分関係ないけど)
まももにおける白竜は少年ルドルフの想像によって生み出された存在のため、一般的なドラゴンではなく何かを『吐く』『りゅう』という謎生物と化していましたが、本作の白竜は一体どのような姿を見せてくれるのでしょうか、とプレイ中も心が躍っていました。





山頂に到着すると、白竜とスノーちゃんの姿が。レインちゃんの呼びかけも空しく次元の裂け目を通って別世界へとスノーちゃんは逃げてしまいます。


3章ボス以上に協力な全体ブレス攻撃に苦戦させられましたが何とかクリア。本作の防御コマンドにはHP回復+70~75%程のダメージカットが付くので、大技の予兆が来た際に防御を合わせることが重要となります。
一部の文字が大文字になっているけどここにも何か伏線が・・・?
プロデューサーである蟹沢はさみ氏が稀に見るうんち好きであることを踏まえるとうんちの『う』を示すUが大文字・・・つまり大文字よりも優先度の低い小文字のn2つを除外して良いということになります。
これを並び替えるとUKNOW。この文字列に隠されたアナグラムはUNK(うんこ)NOW(なう)。前段落で除外した『n2つ』がここに戻ってくる訳ですね。
つまる所、この章を作った人物は制作と並行してうんこをしていたと見て間違い無いでしょう。いかがでしたか?
シナリオとしてはスノーちゃんが悪の親玉 『アンノウン』の手先として動いている描写があり、更に謎が深まります。深まりますが、次の九章で殆どの伏線が回収されます!!!!!必見!!!!!!!!!!!
全くもって本作と関係が無いんですが、落日って文字を見るとスーパーファミコン用ソフト『第四次スーパーロボット大戦』の超高難易度マップ『栄光の落日』を思い出しますね。このシナリオにも超強力なスーパーロボットとの戦闘が待ち受けています。


雪山からmeet-meの世界へ戻ると、辺りは崩壊寸前と言っていい程に次元の裂け目が増え広がっていました。崩れゆく世界の中で一行はmeet-meのゲームプロデューサーによく似た人物『MSK-2』とその秘書『ミトミザワ』に出会います。
ヴァーチャル社長である彼にとっては小学4年生が人生のターニングポイント。難しい演算を行うことも小4以来行ってはいませんし、涙すら小4から流してはいません。


九章時点でメンバーが居るのがサービス終了後のmeet-meの世界。この世界にミートマシンを利用して異世界から移住者を誘致することで、活気を取り戻し世界の崩壊を取り戻そうと世界に取り残されたNPC達は画策したそうな。
しかしながら神輿の中に入っていた並行次元の往来を可能にする『ミートマテリアル』と、それを起動するための『ミートマシン』によって開かれた次元の裂け目は、転移の要石であるミートマテリアルが奪われたことで裂け目を閉じることが出来ず、それが結果的に世界の崩壊を速めてしまっているということらしい。
やっぱり博士が黒幕じゃないか・・・?
スノーちゃんを追うために秋葉原マップが新たに開放されますが、ここに出現する敵も原作で高いレアリティを誇っていたアイテムが元ネタになっており、いよいよ終盤に差し掛かってきたなと気が引き締まります。落ちてたどかちゃんの財布のヒモも決して緩めてはおりません。隠しアイテムとして踊り子の扇子もあるので気になった人は探してみよう。
全編を通して配信しつつプレイしてたのですが、恐らくこの章を担当したんだろうなぁって人がちょこちょこ来てくれたのがうれしかった(こなみ)。仮に自分が制作側に回ってたら多分同じことしてただろなぁ。

時はmeet-meサービス終了直後の『お友達いっぱい作戦』開始時に戻り、マシンが暴走してしまったせいで狭間の世界へレインちゃんとスノーちゃんが飛ばされてしまう場面へ。
元は洗脳アンテナを刺されてNPC化していた人間であるレインちゃんとスノーちゃん。次元転移能力を持つミートマテリアルと、人間が元の世界へ帰りたいと願う際に発生する強力なエネルギー、そして裂け目の向こう側から流入する大量の相転移エネルギーを利用して、現実世界への復讐を企てるアンノウンに目を付けられてしまいます。
『スノーちゃん』を逃がすために自身の頭に刺さっていたアンテナをスノーちゃんに刺し、後で絶対助けに行くと告げ次元の裂け目へ彼女を押し出す『レインちゃん』。


ゲーム開始直後に『洗脳アンテナに残っていたデータの影響で自分のことをレインちゃんだと思い込んでいるスノーちゃん』がmeet-meとよく似た世界に飛ばされていたのはこの一連のやり取りが原因だったことが判明した時は本当に鳥肌が立ちました。こんなシナリオどうやったら思いつくんだい?天才か?フリーゲームのクオリティじゃないでしょ。

世界を犠牲にしてまで復讐に身をやつすアンノウン。彼の過去も残りの章の中で言及がありますが、現実世界への門を開く準備が整ったのでひとまず離脱。残った『スノーちゃん』一行と戦闘兵器『ゼロマスク』の戦闘に移るという激アツな展開に。

画面の上の方でアンノウンの長い話が終わるまで直立待機していた、ゼロマスクに搭乗するミトゴロウのことを思うと何とも言えない気持ちにはなりますが、戦闘開始までの流れが本当に熱い!!!戦闘開始時にレインちゃんの属性が水から氷に代わるというのも、ゲームシステムとシナリオがリンクする最高のアイデアですよ。
ゼロマスク自体の強さも全章トップクラスでしたが、どうしてもここは負けたくないと思わせる凄みのあるシナリオでした。
戦闘終了後、崩壊する世界から脱出するための文字通りの助け舟が。河童の世界で助けた船頭が今度はこっちを助けに来てくれる展開・・・イイ!

アンノウンを追って崩壊したmeet-meの世界へ。
レインちゃん(スノーちゃん)が手にしていたミートマテリアルが彼女の願いに反応し、アンノウンが待つデータの裏側の世界に移動します。

ラストダンジョンの雰囲気がバチバチに漂ってきたので、ここで貯めこんでたドーピングアイテムを全部使っちゃいました。防御が20上がる『こっそり村の爪のアカ』を使用するとヤバそうな状態異常にかかるので注意!でもHEIKINには効果なし!

アンノウンの居城に入るために、幾つかのエリアのバリアを破壊しないといけないというダンジョンによくあるギミックに心が躍ります。アンノウンの分身が各エリアを守護していますが、所詮は分身。戦闘に関してはこの後は特に苦労する点はありませんでした。

この章ではレインちゃんの飴とスノーちゃんの雪あられが何故プレイヤーの幸運度に影響を及ぼしていたのかという点について独自の解釈がMSK-2の口から語られていました。


さあ後はアンノウンを倒すだけだぞ~~~!と勢いづいた矢先、アンノウンに憑依された博士によって落とし穴に嵌められてしまいます。
はぐれてしまった仲間達を探すため歩を進めるレインちゃん(スノーちゃん)。正気を無くしてしまった仲間達を一人づづ叩いて直します。テレビかな?
このイベントをクリアすることで仲間に新しいスキルが追加されるので、新たな編成を模索してみてもいいかも。
暗闇を抜けた先にある最後の村には没データという名目のmeet-me開発時の内部文書が大量に廃棄されていました。meet-meの開発がフロムソフトウェアだからフロム社員のやり取りってことになるな!

村の中にはゴミ箱に廃棄されたポケポッポバーガーなるアイテムも。恐らくマザー2リスペクト。処女作であるあんずちゃんを探せ!でもはさみ氏によってポの名を冠する回復アイテムが実装されていましたが、使用できないバグ報告が上がってて笑いました。


そんなこんなで最終章を担当したまーだ氏が所有するロケットに乗って、アンノウンの待つ『屋上』へ。道中にも迷路的なギミックがあるので全てのアイテムをゲット出来るように頑張りましょう。




『スノーちゃんは救出する』『アンノウンも倒す』『次元の裂け目も閉じる』
『全部』やらなくっちゃあならないってのが『ハッピーエンド至上主義』のつらいところだな。


ここ、名前が表示されてから5秒後くらいに仕様に気付いてしまったんだけど、気付くまでの間に感極まって少し涙ぐんじゃったよね。というわけで本編はここまで。クリア後のオマケとして開発資料を閲覧出来たりするので、続きは君の目で確かめてみてくれ!(規約として公開不可のため)
おわりに
ようやく記事が書きおわりました。元々このブログの運営をするために契約してたサーバーが年末で期限が来る予定だったんです。
契約更新するかどうか迷ってたんですが、レインズノートの感想を書かずにサイトを爆破するのは無いなと思い、3年間の契約更新をしつつこの場をお借りしてプレイ後の感想等を記載させて頂きました。
RPGツクール、ソフト自体は私自身も何度か触ったことはあるんですが、特に作品を完成させた経験は無いので、蟹沢はさみ氏が最後までゲームを完成させる姿を見てヴォースゲーと思う次第です。
前作よりも難易度の高いストーリーが繋がったリレーRPGの制作ということで少なからずプレッシャーもあったことかと思いますが、僅か半年と少しの期間でここまでの作品を完成にこぎつけてて凄い!偉い!かに将軍!ということで今作も心からプレイを楽しませてもらいました。
冒頭ではPKPP:Bのプレイヤーとして遊びたいという声に従って完成を待っていましたが、PKPP:Aの制作者ルートを選んでいたらまた違った面白さを体験出来ていたのかなと思うと、次回があるとしたら制作に協力したいなぁ。ホームページの作成なら何か手伝えることがあるかも。
最後にはなりますが、はさみ氏を始め、制作に協力されたひなせ氏、ゆーきく氏、朝野ぬい氏、melonの氏、こっそり村氏、南瓜(遺伝子組み換え不分別)氏、管理姉貴氏、ほむーらん研氏、どかちゃん氏、ゲームうま男氏、まーだ氏
本当にお疲れ様でした!